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毎朝が運動会

娘「おとうさん!これドライヤーで乾かしといて!」

父(私)「はい」


優しい父である。

甘やかしである。

優しさと甘やかしの間で揺れ動く父の返事は「はい」とムダが無い。

とても揺れ動いている人とは思えないムダの無さである。

甘やかしである。


我が家は今春からダブル一年生。

娘は中1、息子は小1。

2人の学校は隣。

始業時間も近いので、家を出発する時間も近い。

我が家は共働きだが、母(妻)の出発時間までもややかぶる。

よって、平日の朝は3人の準備の時間帯がかぶる。

運動会である。

特に1つしかない洗面は最も競走の激しい種目である。

父の朝の仕事は3人のサポートであり、次から次へと支度をさせて玄関へ追いやることである。


朝から、生地の厚いところがまだ少し濡れている制服のベストをドライヤーで乾かすのは面倒だけど、かわいい娘のためなので仕方がない。

嵐が過ぎ去ったあとの宅内は”しーん”としている。

ホットコーヒーでひと息ついてから、食器洗い、掃除、運動、放送大学、と朝のルーティンをこなしてから仕事スタート。(在宅ワーカー)

今朝は快晴で気持ちが良い。

どれか押してもらえると喜びます僕が
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